2023年11月28日

みかん

みなさん、こんにちは。寒くてつらい毎日ですが、この時期、中にはいいこともありますね。それは食べ物が美味しいことです。夏の間は敬遠していた、鍋ものもいいですし、おでんにすき焼き、豚汁やシチューなど温かいものが特に美味しく感じられます。また、それ以外にも冬ならではの美味しいものと言えば・・・、そう「みかん」です。


私は、みかんの中でも特に「山川みかん」が大好きです。みやま市の旧山川町で生産されるブランドみかんです。他にも福岡を代表するブランドに「立花みかん」もあるのですが、やっぱり個人的には、山川みかんですかね。以前は、よく箱買いしていました(笑)


私と山川みかんとの出会いは、かれこれ20数年前でしょうか。以前勤めていた職場の仕事で旧山川町に行った時、役場の方に頂いて食べたのですが、それはもう本当に甘くて、まるでお菓子みたいな感じでした。こんな美味しいみかんがあったのかと目からうろこ、いや、ほっぺたが落ちるほどでした(笑)それ以来、私は山川みかんの大ファンです。


とは言え、数年前に、直売所で買った佐賀のみかんを食べたのですが、それはそれで美味しかったです。生産者の名前シールが袋に付いているものでした。食べ終わって、心の中でその〇〇さんに感謝しましたよ(笑)世の中には、私が知らないだけで、美味しいみかんはたくさんあるのでしょうね。今後は、本場の和歌山や愛媛、静岡産なども食べてみたいなぁと思っている今日この頃です。


最後に、山川みかんは本当に美味しいので、みなさんも一度食べてみてください。出来れば、「マイルド」や「ハニー」などがついた糖度の高いものがお勧めです。

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posted by 福岡聖恵病院 at 10:59 | めぐみだより

2023年11月27日

前向きになるヒント

こんにちは、食事療養室です。11月も後半突入!寒くはなっているようですが、先週はすこーしだけその寒さが足踏みしているようで、日中は外へ出ると心地よさを感じたりもしましたね。

すっかり秋ですねぇ。そして、院内の木々も色づいています。

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ここ最近ワサワサとしていて・・・、いつもは気になる外の景色の変化にも疎くなっていました。心に余裕がないと、視野が狭くなるなぁと改めて感じた次第です。さて、そんな時みなさんはどうしますか?


先日、姪っ子が電話をかけてきました。キッズ携帯なるものから、「今時間あるからかけてみた〜!」と。「学童に行く前にどうして?」と聞いてみたら、お友達に待たされているそう。私が、「寒いし、ちょっと嫌だよねー。」と言ったところ、彼女は、「えっ?おかげで電話できているからよかったよー!」と返したのです。


私はただただ、すごいなぁと思いました。姪っ子はいつだって前向きなのですが、今回もまた衝撃を受けました。こういう思考が物事を心地よくしていくのだろうなぁと・・・。ほんの少しの切り替えで、視界は広がること改めて教えてもらった気がします。

また、この考え方は周りの人たちも何だかいい気持ちになれるなぁと。前向きになるヒントをいただけたわけですから、見習っていかなきゃと思う今日この頃です。

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posted by 福岡聖恵病院 at 10:31 | めぐみだより

2023年11月24日

子どもは風の子

みなさん、こんにちは。「寒いですねぇ。」が挨拶代わりになっている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?私は寒がりなので、少々屋外に出るのが億劫になっています(笑)


ところで、みのり保育園(院内保育所)の子どもたちは、毎朝散歩に出かけています。この寒いのによく出かけるなぁと思うのですが、みんな外に出るのが大好きで、天気が良くて暖かい日は、病院の敷地を出て近くの公園でも遊ぶんだそうです。みんな楽しくて、中には帰りたくないと駄々をこねる子もいるんだとか(笑)。


今回は、そんなお散歩の様子をご紹介します。先生と手をつないで歩く子もいれば、お散歩カーに載って出かける子もいます。歩いている子も時々は、先生に抱っこされたりして・・・、みんな楽しそうです。

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光に向かって歩みを進める一団を見送りながら、やっぱり「子どもは風の子」だなぁと思いました。そういえば私も小さい頃は、風の子だったんだよなぁ(冬もギリギリまで、半ズボンで頑張っていました)昔を思い出して、この寒さを乗り切ろうと思います。「大人は風邪の子」にならないように(笑)

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2023年11月22日

ビハーラシアター

聖恵ビハーラでは今、一週間に一度、ホールで昔懐かしの映画を上映しております。テレビではできない大画面と音量に、患者様大驚愕でした。また主演の高倉健さんに男女問わずメロメロです。終わった後も皆さん「健さんはやっぱりよか男よ〜。」と笑顔満点でした。


引き続き聖恵ビハーラでは、いろいろな企画を考えておりますので、スタッフ一同頑張ってまいりまーす。(^-^)

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:59 | めぐみだより

2023年11月21日

ダ・カーポ

ダ・カーポという言葉を聞いたことはありますか?ダ・カーポ(イタリア語:da capo)とは、西洋音楽の楽譜において、「曲の冒頭へ戻ること」を指示する演奏記号です。この記号が楽譜上に出現すると、曲の一番最初に戻って同じメロディーを繰り返し演奏することになります。


しかし、時代の流れとともに、そのまま同じように繰り返すことよりも、アレンジによる変化が求められるようになり、この記号が用いられることは次第に少なくなっていったそうです。


私は「同じことをもう一度繰り返す」というのがあまり好きではなく、昔ピアノを習っていた頃も、「ダ・カーポ」なんて、また同じところ弾くの面倒だなぁ・・・ぐらいにしか思っていなかったのですが。


最近になり、また別の感覚が生まれました。例えば1曲の楽譜を人生に例えるならば、「曲の冒頭に戻る」は、「初心に戻る」に近いものがある、なのかな、と。そして、実は同じメロディーを繰り返しても、それは毎回「同じ」ではない。それは所謂「成長」の結果で、少しずつ変わりゆく毎日の繰り返しが人生の「過程」なのかなぁと思ったり。


これは、最近子どもとすごろくをしていて、「スタートにもどる」というのを何度か繰り返しているうちに気づいたことでもあって。


スタートに戻ること自体は同じことなのですが、スタートに戻った後の展開は、さっきとは少し違う。たとえ同じマスを辿ったとしても、その時の感情や周りの表情、反応も違っていて。通ったことのある道なのに違うイベントが起きる。ゴールを目指すことよりも、ゴールまでの様々な道のりがおもしろいなぁと感じました。


私は生活や仕事の中でも、常日頃から物事の過程(プロセス)を大事にしたいと思っていて・・・、もちろん何かの良い結果を追い求めるのは、当たり前なのだろうと思いますが、結果ばかりにとらわれ、それにたどり着くまでの過程を疎かにしてしまってはいけないなということを、日々意識するようにしています。


人生の地図を俯瞰的に見てみると、「スタート地点に戻ってみたら別の道を見つけた」とか、「いつの間にか、行きたかった場所と違う方向へ進んでいることに気づいた」なんてこともあると思います。


自分が大切にしていたものは何か。これから大切にしていきたいことは何か。

本当に守りたいものは、信じて築いてきた「過去」か?

現実として向き合っている「今」か?

まだ形も見えない未知の「未来」か?


沢山のものに出会い、刺激を受けて、進化を繰り返してきたこと。それもかけがえのない大切な自分自身の結果ですが、時に軌道修正が必要なこともあります。

夢を見ていた頃、自分が本当に求めていたことは何だったのか、忙しい日々の中でいつの間にか忘れていたことを思い出すために、初心に戻る機会を作るのも必要なのかなと思いました。肌寒いながらも秋晴れの高い空の下。なんとなくこんなことを考えた休日でした。


「ダ・カーポ」


今後も忘れた頃に是非思い出したい言葉です。

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより